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2017.07.11
好感度が高まる!スマートな座り方
座り姿は意外とチェックされている?!
通勤電車やオフィスのデスク、飲食店やホテルのラウンジ、劇場やコンサートホールなどなど、外出先で椅子に座るシーンは意外と多いものです。そして、座っているときは、おしゃべりや食事を楽しんでいたり、本やスマホに没頭していたり、お仕事に集中していたりして、座り方に意識を向けることはほとんどと言っていいほどありません。そこが公共の空間であることをついつい忘れてしまいがちですが、座ったり立ったりする動作や座っているときの姿勢は、多くの目にさらされています。特に、ハイヒールのときはちょっとした動作も目に付くものなので、同席している人からは至近距離でチェックされているかもしれません。でも、スマートな座り方を覚えておけば、いつどんなところに目が光っていても大丈夫。また、お友達や恋人の部屋へ行ったり、上司のお宅に招かれたりしたときは好感度をアップするチャンスです。ぜひ、マスターしておきましょう。
椅子のタイプによって異なる座り方のコツ
まず、レストランにあるようなごく普通の椅子やオフィスの事務椅子の場合は、椅子正面から座面の真ん中に骨盤を立てるようにして座ります。膝の角度が90°になるように足を置き、左右のひざ、かかと、つま先が離れないようにキープします(図1)。浅く座って背もたれに体重をかける、手をだらしない感じに置く、腕を組む、足を投げ出す、交差させるといったポーズは、だらしなく見えてしまうのでNGです(図2)。前かがみになったり、足を椅子の下に潜り込ませたりするのも、老けて貧相に見えるのでNGです(図3)。
お洒落なカフェやカウンターバーなどにある足の長いハイチェアは、一度座面に軽く手を置き、片足のトゥをステップにかけて身体を持ち上げるようにして座ります。この手の椅子はテーブルが正面に設置されていることが多いので、普通の椅子のように正面から座るのではなく、少し横から座面に乗り、お尻を軸にして身体を回転して正面を向くと良いでしょう(図4)。一気に座ろうとすると、足を踏ん張ってお尻を座面に乗せたあと、お尻をモゾモゾさせて位置を調整する形になるので、あまり見た目が良くありません(図5)。降りるときも、手を着いて片足をステップにかけてから降りましょう。座面からポンと飛び降りるようにするのは、子どもっぽく見えてしまいます。お酒を飲んでいるようなときは、転倒する危険もあります。
ソファは、やや深めに掛けてまっすぐに座ります。クッションが柔らかで身体を維持できないようなときは、ひじ掛けを使って身体を支えましょう。手は身体の前に自然に置き、足は横に流すとエレガントで美しく見えます。(図6)。ソファはもともとリラックスするための椅子なので、普通の椅子のようにきちんと座るとかえって不自然です(図7)。とはいえ、マナーとして、訪問先のお宅でひじ掛けに体重を預けてだらしなく寄りかかったたり、寝そべるように深く腰掛けたりするのはNG。足を組むのもカジュアルな場ならOKですが、改まった場では控えましょう。
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この記事を監修された先生
ウォーキングスタイリスト。実業団バレーボール選手としてプレー後、モデルとして活動。独自のウォーキング・ポージング・メソッドを確立し、プロ・アマ問わずウォーキング指導を展開中。