Food
Specialist
レシピ
健美レシピ
2016.12.20
朝食習慣で毎日元気に! 和の食材を使ったレシピ
朝食習慣で太りにくいカラダ作りを
朝食を意味するBreakfastは、Break=破る Fast=断食 という意味です。 夕食を食べてから約半日の断食状態から、朝食を食べることは、1日のエネルギーを補給し、自律神経に作用するスイッチを切り替えてくれます。 また、朝食は太りにくいカラダを作るのにも一役買っています。食べた後に安静にしていても、代謝量が増えることを『食事誘発性熱産生(DIT)』といい、食事をするとカラダが温められるのはDITによるもの。朝は1日の中でもっともDITが高くなるので、朝に摂取したエネルギーはすぐに代謝されます。なので、夜に食べるよりも朝に食べる方が太りにくいのです。 朝食を食べない方も多いようですが、ぜひ、朝食をしっかりと摂って、1日をスタートさせましょう。
作り置きできて、アレンジ自在。
忙しい朝に和風ラタトゥイユ
たくさん作って、作り置きすると便利です。もちろん、冷凍もできるので、小分けにして保存しましょう。そのまま食べると、ラタトゥイユなのですが、水を入れて少しだけお好みの調味料を加えればスープに。カレー粉を加えるとお手軽カレーに。色々とアレンジが出来るので、忙しい朝にもぴったりです。
【栄養価】(1人分)
エネルギー 122kcal
たんぱく質 3.4g
脂質 3.5g
炭水化物 20.2g
カルシウム 55.3mg
鉄 1mg
ビタミンC 40mg
【材料】(作りやすい分量)
たまねぎ…1/2個
トマト…2個
大根…10cm
ごぼう…1/2本
レンコン…6cm
いんげん…4本
ベーコン…2枚
赤唐辛子…1本
にんにく…1片
サラダ油…大さじ1
Aだし汁…1/2カップ
A味噌…大さじ1
Aしょうゆ…大さじ1
A酒…大さじ1
Aはちみつ…小さじ1/2
- 野菜は全て食べやすい大きさに切る。にんにくは、みじん切りにする。
- 鍋にサラダ油、にんにく、赤唐辛子、1cm幅に切ったベーコンを入れて弱火で炒める。
- 香りが出たら、野菜を加えて、炒める。
- 全体に油が絡んだら、Aを加えて、落とし蓋をして煮込む。
●POINT
冷蔵庫に残っている野菜を使っても大丈夫です。また、スープにする時は牛乳やトマトジュースを使うと味に深みが出ます。
この記事を監修された先生
国立健康・栄養研究所の栄養教育プログラムで技術補助員として従事。2008年にはシドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子率いるチームQに加入し、栄養管理を担当。現在はフリーランスの管理栄養士として活動。