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2016.10.11

全身コリに足裏からアプローチ

現代人が悩まされている「全身コリ」とは

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身体が「こる」という言葉を一般的にしたのは文豪の夏目漱石だそうですが、肩コリは日本の国民病とも言われ、厚生労働省の調査では「女性が気になる症状」の第1位に挙げられています。しかも、現代はコリの症状が複雑で多様。かつて、コリと言えば肩、首、背中、腰などが主な患部でしたが、近年は、頭、腕、肋骨、腹部、臀部、腕、手、腿、ふくらはぎ、足の裏、足指など、さまざまな部位のコリを訴える人が増えてきました。

こうした全身コリに悩む人が増えた大きな原因のひとつが、ストレスの多い生活です。人はストレスを感じると、本能的に身体に力を入れて身構えます。これにより肩や首をはじめ、肋骨、腹部などの筋肉が無意識的に使われるのですが、慢性的なストレス状態にあると、筋肉疲労を起こしてコリが発生します。さらに、ストレスは自律神経を交感神経優位にしますが、これもコリの原因となります。すなわち、交感神経が優位になると血管が収縮して血流が低下するため、代謝が低下し、筋肉に老廃物が蓄積してしまうのです。

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PCやタブレット、スマホなどの情報端末の多用も、全身コリの原因となります。仕事はもちろん、友達との連絡やショッピング、日常的な情報収集まで、私たちは今や1日のかなりの時間を情報端末とにらめっこして過ごしています。ディスプレイをのぞき込む不自然な姿勢は、知らず知らずのうちに筋肉に負担をかけ、画面を見続けることで起きる眼精疲労も、頭や首のコリを引き起こします。

軽く考えて放置すると危険なことも

多くの人が身体のあちこちにコリを感じているにも関わらず、私たちは、コリの治療にそれほど積極的ではありません。あるインターネットリサーチ会社が約4万人に行ったアンケート調査によると、「体がこったとき対処する方法」として最も多かったのが「ストレッチ」で、2位が「入浴」、3位が「何もしない」でした。日常生活の中でそれなりにケアはするけれど、病気ではないし…という感覚なのかもしれませんね。

でも、身体のコリが慢性的であるということは、自律神経の働きや代謝も慢性的に不全な傾向にあるということ。これを放置しておくと、頭痛、めまい、吐き気、さらにはうつ病といった深刻な状態を引き起こす可能性があります。「ただのコリだから」と軽く考えるのは、とても危険なのです。とはいえ、病院へ行くにも何科にかかったら良いのかよく分からないし、マッサージや整体などは、けっこうお金もかかるので行きづらい。結局、自分で適当にケアしている、という人は少なくないのでは? そんな人におすすめなのが足裏ケアです。

足裏から全身コリにアプローチ

欧米で発達したリフレクソロジー(反射療法)は、「足裏には体の各部位を反射するエリア(反射区)があり、足裏の特定部位を刺激すると、そこに対応する身体の特定部位に変化が起きる」という考えに基づくリラクゼーション技法です。たとえば肩にコリがある場合は、肩の反射区を押して刺激することで、実際に肩にアプローチしたのと同様の効果を与えるのです。足裏には全身に対応する数十もの反射区が存在することから、ここをケアすれば全身に効率的にアプローチすることになります。内臓や脳、神経などの反射区もあるため、通常のマッサージでは難しい内臓のコリにもアプローチできるのです。

なお、リフレクソロジーにおける反射区は、「足ツボ」と呼ばれることもありますが、東洋医学のツボ(経穴)とは概念が異なり、経穴は「点」として捉えられますが、反射区は「面」として捉えられています。

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反射区への刺激方法としては、リフレクソロジーでは専用の棒や手指で押しますが、自分でやるとなると、これが意外と難しかったり手が疲れたりで三日坊主になりがち。でも最近は、貼るタイプの鍼やツボ押し器具など、自宅で簡単に使える健康グッズもあるので活用すると良いでしょう。コリが気になる部位の反射区を集中ケアするもよし、足裏全体をケアして全身コリ解消を狙うもよし。いろいろ試してみてくださいね。

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